September 5, 2010

I was a russian yesterday

不思議なもので、
演奏というのはどうしたってスポーツ的なもので
毎日の練習や運動的な要素は不可欠なものだけど
なぜだか私は昔から”気分”が一番演奏に反映していました。
先生方にも本当に不思議がられてたの。

今まで弾けていたものがちょっとして気持ちの抑揚により
全然弾けなくなってしまったり
今まで弾けなかったものが
”そこ”に乗ったことにより突然弾けるようになってしまったり

だから私は到底”プロ”のピアニストには
ほど遠く
きっと毎日毎日自分の演奏と向き合っている人には
ピアノのことを語るには失礼なのかもしれない。

それでも私は自分の中にある一つのものだけは
信じているの。

それは音楽を”感じる”こと。
うまく言えないけど。

力のある音楽を聴いて
一人で歩きながら涙するなんて日常茶飯事だし。。

昨日は私の恩師の一人でもある
ピアニスト原田英代先生の演奏を久々にYoutubeで聴いたの。朝。


彼女は本当に素晴らしい人。
彼女と話していると私の全てを理解してくれているようで
いつも涙がでてきた。
音楽を通してつながり合うと
本当に心の奥底から
何も言葉を使わなくても
全てをシェアしてしまうから
とても楽だったw

彼女はロシアで学んで
何だか寒い国の空気をまとっている人だったの。
凄く暖かい人なのに不思議だね。

だから昨日は朝からロシアの気分だったのよ。

久々にscriabinのEtude 0p.42-5を弾いてみた。
高校の卒試で弾いたんだよね〜

キーシン何かタコみたい。。。。w





何だか弾けた。不思議ね。指が覚えてたわw
でもこれが気分のってないときだと
音もつかめないんだよね。

人間の体ってどうなってるんだかね。。

No comments: